まなびやもも

香川県高松市で、
子どもが安心して過ごせる場所を

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2024.3.2

#活動レポート

居場所を失った人への緊急活動応援助成の報告

2023年1月から2023年12月の期間ご支援いただいておりました、中央共同募金会さまの助成事業が無事終了いたしましたので、活動報告をさせていただきます。

・居場所づくり
居場所のなかでスタッフや他者とのゆるやかな関係性を構築していくなかで、他者に対する不信感が軽減し、少人数での交流に前向きになり、調理など創造性を育む活動に参加できるようになりました。学校や家庭以外で精神的な自由を感じられ安心感や信頼できる人間関係を築いていくことが、ストレスを緩和しトラブルの防止や早期発見につながると考えられます。在籍校の先生方とも連携し日頃の様子やがんばりを共有することで先生方とのコミュニケーションや理解を深める機会をつくることができました。

・相談支援
18歳~22歳の若者は精神的・身体的不調を感じているが経済的困窮、ケアラーであること、きょうだいが障害者であることなどからこれ以上家族に負担をかけられないと思い、誰にも相談できずにいるケースがありました。家族や先生、医師などに相談しやすい基盤づくりに取り組みました。シートを利用しながら自分で説明したり、説明が難しい場合はシートを直接相手に見せたりするなどの工夫をおこなうことで「どう伝えればよいかわからない」という困り感を軽減しSOSを求める練習につなげました。希望に応じて医師や専門機関の窓口、ご家族への説明に同行しサポートしました。

・食事支援
保護者またはこどもの病気や障害があるケースもありました。保健師などとのつながりはできているものの、精神的に落ち着くことができる居場所があると安心できるという思いからこども食堂を利用しており、ご家族やこどもの異変にも気づくことができトラブルの防止や状態の悪化を防ぐことができました。宅食では様々な要因から医療や福祉の利用を継続することが困難な状況にある若者に対し支援を実施しました。食事支援の効果により相談のハードルが下がり、利用者の不安や緊張をほぐすことができ、利用者のペースで支援を実施することができました。

 私たちは、どんな背景に生まれ育つこども若者も豊かな社会資源にアクセスする事ができる「小規模多機能コミュニティ」の創造を目指しています。少人数でほっとできる家庭的なあたたかい場を。ごはんを食べるついでに相談ができるソーシャルワークハウスを。五教科にとどまらない自由で多様な学びの場を。若者が地域住民と取り組むチャレンジの場を。こども若者とおとなが一緒になって創り出す、そんな情景を目指しています。

 いつも地域の方々に支えていただき、私たちだけではできなかったようなことを実現していくことができてきました。これからもすべてのこども若者が安心して力を発揮できる地域のプラットフォームをつくるために邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。