2024.4.8
ボランティアやアルバイトの応募を検討されている方へ。
まなびやももの講師(卒業生)が書いたレポートです。
私は主に居場所支援、学習支援をしています。初めて活動に参加した時、学校に行けていない利用者さん、障害を持つ利用者さんが来てくれていると聞き、大事な成長段階の中、どのように関わるべきなのか分からず、利用者さんを傷つけてしまうのではないかと不安でした。そんな中、私を助けてくれたのは、もものスタッフさんたちでした。困ったことが起きると助けてくれ、悩みがあると相談に乗ってくれる。温かいスタッフさんたちと一緒に活動できるのがまなびやももの良いところの一つだと思います。
活動の中で最も大事にしていることは、こども・若者と同じ立場で話すことです。大人のボランティアスタッフだから、塾の先生だからは関係ありません。こどもの話を同じ立場で聞き、一緒に喜び、一緒に悩み、一緒に感動することがなにより楽しいです。利用者さんが自分自身で決めたゴールに向かって進んでいく際のお手伝いができる、貴重な経験ができる場だと思います。
来てくれている利用者さんにはそれぞれ、素敵な個性があります。絵を描くことが好き、ゲームが得意、ピアノを練習中…など、その個性を知り、お互い共有し、話し合う、これらを繰り返して、またねと笑顔で帰っていく、こんなにやりがいのある、楽しいことはないです。様々な出会いを経験できることも、まなびやももの良いところの一つだと思います。
これまでの活動を通して、自分自身、コミュニケーション能力が確実に身に付いたと思います。利用者さんだけでなく、スタッフ間でも話をする機会は多く、話の引き出しが増えたと感じるし、話し方が明るくなったと感じています。
まなびやももはボランティアスタッフ自身も自分らしく居られる場です。予想外のことや困ったことが起きるときもありますが、気軽に相談できる仲間がいるところがまなびやももの強みだと思います。何かを教えないといけない、成長させなければならないというよりは、利用者さんが自分自身で成長しようとしているところを支える、休憩したいときは寄り添うといったイメージです。利用者さんと共に学んでいく、お手伝いをしてみませんか?
(香川大学教育学部4年生)