2026.6.3
もも通信(令和8年6月)
6月のコラム「ペーシング」
「ペーシング」という言葉を聞いたことはありますか?
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の方々の間で大切にされている考え方の一つで、自分の体力やエネルギーの範囲を把握しながら、活動と休息のバランスをとることを指します。
私たちはつい、「もう少し頑張ろう」「これくらいなら大丈夫」と無理をしてしまいがちです。しかし、一人ひとり体力や体調は異なり、同じ出来事でも消費するエネルギーは違います。
「迷惑をかけるかな」「心配をかけるかな」「もっと頑張らないといけないかな」
そんな時こそ、自分のペースを大切にする「ペーシング」を思い出してほしいと思います。
助けを借りたり、予定を変更したり、休んだりすることは弱さではなく、自分を守るための工夫です。
世界は、私たちが想像しているより少し優しいのかもしれません。



